ホワイト&マッカイ 30年

ホワイト&マッカイ社のマスターブレンダー リチャード・パターソン氏※1 によるオリジナルブレンド。キーモルトはハイランドモルトのダルモア、主にハイランド、スペイサイドの原酒が使われています。30年にもわたる長期熟成による深くリッチな色、"ダブルマリッジ製法"(2度の熟成、後熟を重視した製法)※2 による芳醇な香り・まろやかな味わいが特長の逸品です。

↑"新ボトル"は、ブラック×ゴールドの色合・ブランドシンボルである2頭のライオンが

とても印象的なデザインになっています。

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※1 [リチャード・ パターソン氏]

...ホワイト&マッカイのマスターブレンダーにしてダルモア蒸溜所のマスターディスティラー。スコッチウイスキーの世界で知らない人は居ないと言うほど有名な人物であり、類い稀な才能を持つ伝説的ブレンダ―。"ダルモア蒸溜所のリチャード・パターソン"といえば、冒険家アーネスト・シャクルトンが南極大陸にうずめていた100年前のウイスキー「マッキンレー」を分析、再現したことで知られています。

リチャード・ パターソン氏は、ホワイト&マッカイ社自体が何回買収されても動じず、親会社が変わろうと常に自分の仕事に徹し、ホワイトマッカイのブレンドや傘下蒸溜所のウイスキー造りに情熱を燃やし続けています。


※2 [ダブルマリッジ製法]

...まず、"マリッジ"とは、"原酒をブレンドして熟成させること"です。

一般的に、後熟を行うのはブレンドのもととなるモルト原酒、グレーン原酒をすべて樽の中でブレンドして行いますが、ホワイト・アンド・マッカイでは、まずモルト原酒30種類以上をシェリー樽にヴァッティングして半年もの間熟成、そのあとでグレーン原酒をブレンドしてさらに数ヶ月の熟成を行います。

原酒を一度にブレンドせず二段階に分けてブレンドすることによって、モルトとグレーンが絶妙な状態で混ざり合い香味が長く口内に残るという特徴があります。


※[ホワイト&マッカイ社]

ホワイト・アンド・マッカイ社は、アラン・ポインターという1844年創業の酒類取扱業者の支配人として働いていたジェイムズ・ホワイトが、友人のチャールズ・マッカイと共にウイスキー業界に進出するため、1882年設立した新会社。定番品である↓「ホワイト&マッカイ スペシャル」(現在のラベル表記では「ホワイト&マッカイ トリプル・マチュアード」)はそれからまもなくして発売されました。

その後、スコットランドのグラスゴーを拠点として規模を拡大しスコッチウィスキーの大手に成長しましたが、2007年、インドのユナイテッド・ブリュワリーズ・グループ傘下のユナイテッド・スピリッツ(US)が同社を買収。伝統のダブルマリッジ製法を引き継ぎつつも、原酒の熟成年数を引き上げるなどリニューアルが図られました。

(そのグループ会長は、後にF1チーム、フォースインディアのオーナーとなったビジェイ・マリヤであり、一時は同チームのF1マシンにホワイト・アンド・マッカイのロゴが掲出されたことも)


そして2014年、また別の会社、フィリピンのブランデー最大手であるエンペラドールが同社を買収。華僑実業家のアンドリュー・タン氏が率いるエンペラドールは、その後スペインのブランデー大手ボデガ・ラス・コパス社の株式50%を取得する等、海外進出を加速しています。

IVY oldbar⇒移転[MALT BAR 魔の巣]

※移転し、{MALT BAR 魔の巣}歌舞伎町にて営業中です。

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