クライヌリッシュ 1995 シェリーバット コイルティーン サマローリ【希少品】

こちらは熱烈なファンの多いイタリアのボトラーズブランド「サマローリ」の「クライヌリッシュ1995」です。 (CLYNELISH 1995 SAMAROLI COILLTEAN ,Sherry butt)

今年2月、"イタリアのシングルモルトのカリスマ"と呼ばれてきた同社の創始者・モルトの鑑定家でもある"Silvano Samaroli(シルヴァーノ・サマローリ)"氏が77歳で亡くなりました。


彼が代表を務めていた"COILLTEAN INTERNATIONAL"からリリースされたブランド「SAMAROLI(サマローリ)」の中でも、社名を冠された"COILLTEAN(コイルティーン)"シリーズは、本品のほかにもマッカラン、ハイランドパーク、タリスカー等があり、いずれもとても美味しいウイスキーと、世界のモルトファンから高く評価されてきました。

サマローリは、瓶詰め直前に試飲をして気に入らないとそのまま樽ごと転売をしてしまうほどのこだわりを持ち、リリースが少なく、そういった事情を知るファンが、その質の高いボトルを求めてすぐに買い求めるため、常に品薄なブランドであり、本品はとてもとても希少な逸品です☆


個性的なシングルモルトウイスキーとして、アイラモルトがよくあげられますが、クライヌリッシュはそれとはまた違う味わいで、一度口にするととても印象深く、飲みごたえがあり、そのうえ華やかで繊細。本品はシェリー感も加わり香り良く、リッチな味わいとなっています。57度

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※[Samaroli(サマローリ)]

イタリアのブレシアに本拠を構えるインディペンデントボトラーズ(独立瓶詰業者)ブランド。

スコットランド以外のボトラーの先駆者として、数多くの伝説的なボトリングを輩出してきた同社は、その安定したクオリティの高さと魅力的なラベルデザインで、多くの熱狂的なファンを魅了し続けています。バックラベルには自信のテイスティングコメントを載せて、サインが記されているされているのも大きな特徴の一つ。

ボトリングは20年前後の熟成年数が多く、"ボディ"と"フレーバー"のバランスを重視して、厳選しています。

また、スプリングバンク蒸留所やボトラーのケイデンヘッド社、その子会社ダッシーズ社と太いパイプを持ち、オリジナルのヴァテッド(ブレンデッド)モルトも有しています。蒸留所名を使われる事を嫌がるメーカーのものでも瓶詰し、ラベルに名前を使う事を許していることから、その関係の深さが伺えます。

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※[クライヌリッシュ蒸留所]

北ハイランドにある、個性豊かで多くのウイスキーファンから好評価を得ている蒸留所。ボトラーズからも多種多様な「クライヌリッシュ」のリリースがあり、ファンを楽しませています。

"(旧)クライヌリッシュ蒸留所"は、1819年、ゴルフとサーモンフィッシングで有名なブローラ川で知られる有名なリゾート地「ブローラの町」にスタッフォード伯爵(のちのサザーランド公爵)によって創業されました。その目的は、広大な領地で収穫される大麦の消費と、地元農民の密造対策だったと言われています。

その後、不況や第二次世界大戦の影響を受けての閉鎖等を経た後、1967年、隣の敷地に同じ設計書を用いて蒸留所が建設され、新たに出来た方の蒸留所を「クライヌリッシュ」として営業を始めました。一方、元の蒸留所は改名し「ブローラ蒸留所」として営業しましたが、残念ながら1983年には閉鎖されてしまいました。

(ブローラは、生産期間14年間という短さもあり、現在品薄・価格高騰が続いている状況です)

…ですので、"(現)クライヌリシュ蒸留所"としての創業年は、"1967年"ということになります。

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